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【One-day-cafe 里美の休日】とっておきの一日を過ごしてもらいたい

こんにちは「常陸太田びいきな小坂の窓」の小坂です。
皆さん突然ですが、心がちょっと疲れたなーとか、気持ちをリセットしたいなーとか、自分にご褒美をあげたいなーと思った時、どんなところへ行き、何をしますか?

気力体力注入重視で焼き肉ガッツリだったり、居酒屋でひたすら飲みやレストランでのディナーを楽しむのもいいですよね。はたまた、休日にふらっと訪れてみると、そこには特別な友達の顔があり、会話を楽しみながら心がほっこりとなるランチを楽しむ、そんな場所があったらいいなと思うことはありませんか?
今回は、まったりとした時間の流れを皆さんに感じてもらえるような、常陸太田里美地区にある私のオススメの場所へご案内します。では、はじまり、はじまり。

まず最初に地元びいき内で「カフェ」と検索してみると、全国にあるカフェが何件か見つかります。その中から2件紹介したいと思います。

山形県唯一の離島、飛島にあるカフェ「しまかへ」。そしてTSUGI(ツギ)というデザイン+ものづくりユニットによる「TSUGI CAFE」で、どちらも共通点となるワードは、「地元の○○を使った」です。当たり前かもしれませんが作った(取れた)場所ですぐに調理し、食材本来の旨味、甘み、渋み、苦みをストレートに感じ、自然の恵をいただけるありがたさこそが何よりのご馳走ですよね。調理してくれるお母さんや、地域おこし協力隊の顔も見れたり、作り方も教えてもらえる。そして、そこに行くことで出会える友がいたなら、もうサイコー(古いかな)って、この感覚私だけかしら?(笑)
都会でも流通事情が良くなり同様な体験できますが、「都会から離れた空気」+「まったり感」はその場に行った人だけに与えられる特権かもしれませんね。One-day cafe 里美の休日

そして今回紹介する「One-day cafe 里美の休日」は、「里美の水プロジェクト」も行なわれている常陸太田里美地区にあり、毎月、新鮮な地元産野菜や粉を使った美味しい料理と、まったりとした時間の流れを感じることができます。

この「One-day cafe 里美の休日」は2011年11月に地域のお母さんたちが、若いお母さんたち同士で集まれるようなコミュニティースペースとなるカフェを作りたいと考えたのがはじまりでした。もう、今年で4年目になるんだ!!
初代の常陸太田市地域おこし協力隊と地域の若者が、「自慢のふるさとである里美を地域内外に発信してゆきたい!!」「地域の魅力的な資源を繋げてゆきたい」「特産品、自然、伝統や文化に触れ、とっておきの一日を過ごしてもらいたい」という想いも繋がり、現在は毎月の第二日曜日(11:00~16:00)開催しています。

cafeメニューの食材の多くは、里美地区で生産されたものばかりです。とある月のメニューを覗いてみると、有機農家の旬野菜をたっぷり使った「里美の休日プレート(野菜のキッシュ、スープ、サラダ、手作りパン、ジャムなど)」、有機農家の旬野菜たっぷり「タイカレー」、スウィーツは人気の2種類の味の「シフォンケーキ」、野菜と果物が入った「ムース」「プリン」、カボチャなどの野菜入り「レアチーズ」、そして地産小豆入り「ぜんざい」など毎回メニューが替わります。ドリンクは「里美珈琲」「里美珈琲カフェオレ」「木の里農園にんじんジュース」「木の里農園りんごジュース」などなど。その季節で採れる一番の野菜を味わえます。

One-day cafe 里美の休日

里美の休日プレート

One-day cafe 里美の休日

タイカレー

One-day cafe 里美の休日

里美珈琲とスイーツ

このカフェのある場所は、伝統的な家屋や敷地の維持保全を主な目的に整備された築150年の「荒蒔邸」です。内部は、個人でも気軽に座れる囲炉裏テーブルから、数人での会食用テーブルもあります。私のおすすめは囲炉裏テーブル!おひとりで来たお客様同士の会話が自然と交わされること間違えなしです。こういった出会いがたまらなく嬉く、私もこの場所でしか会えない友達に会いたくて毎月通っていると言っても過言ではないんです。月一で友達(男子でも女子の友でも)に会いに行ける場所があるって、なんか楽しくありませんか?

このカフェが楽しくてたまらないもう一つの理由があります。それはカフェで開催している季節毎のワークショップや里美の里探検に参加できることです。里美の里、春の探検は、田畑の道を歩きながら桜の名所散策や、近くの山に軽くハイキングだったりします。ガイドには地元森林インストラクターが同行し、草花の説明や四季の里美の風景などを説明してくれます。その後に食べるカフェのランチは、散歩でペコペコとなったお腹を大いに満たしてくれること間違いなしです。個人参加でも仲間同士でも、食事をしながら会話もふくらみ、知らず知らずのうちに友達の輪が広がっていきいます。そして、回を重ねるごとに皆が“SATOMI-LOVE”に変わって行く様子を見ていて感じられるのです。近隣の市や、はたまた茨城県県南からはるばる来る友を、暖かく迎えてるれるカフェがここにはあるんです!

One-day cafe 里美の休日

築150年の荒蒔邸

我が家も、里美の食材、料理、そして友に会うために毎月「One-day cafe」に通っている大ファンです。また、cafeとは日程が異なりますが、同じ場所(荒蒔邸)を使用し「里美のお母さんの手料理」と題し、里美に伝わる母の手料理「里美御膳」を3ヶ月に3日間、数を限定しランチを提供しています。全ての料理の味のコツは、お母さん曰く「いいあんばい」の味付けが全てにおいてのワードです。「いいあんばい」の意味分かりますか? 私には「上手に処置すること。良く並べる」と言った言葉を感じます。子供のころから馴染んだ言い回しなのですが、このカフェに携わった元協力隊の方にとっては「なんだ?なんだ?」だったみたいです(笑)。

まさに「One-day cafe 里美の休日」は日々の疲れや悩みがリフレッシュし、心がほっこりとなり、まさに「いいあんばい」が当てはまる場所です。是非、ふらっとお越しください。お待ちしております。

「One-day cafe 里美の休日」関係者の皆さん御協力有難うございました。
(文:常陸太田びいきな小坂哲郎/写真:「One-day cafe 里美の休日」スタッフ 中野修)

【FB】One-day cafe 里美の休日
【FB】蒔邸


2015/8/25 更新

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