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〈山形県〉地域おこし協力隊を卒業した田口さんの言葉

以前、モシエノ大學にもご登壇いただいた鶴岡市に地域おこし協力隊として赴任している、田口比呂貴さん。

大阪府豊中市出身、法政大学ではヨット部主将となり全日本インカレ4位入賞。大学卒業後は、電子部品メーカーの勤務を経て、2013年より、母の実家のある山形県にて、鶴岡市大鳥地区の地域おこし協力隊となりました。

鶴岡市大鳥地区は、新潟県と県境を接した山間の限界集落。人口はたったの83人。そしてその7割以上が65歳以上という、鶴岡市内でも高齢化率No.1の地域です。大鳥に暮す20代は、なんと田口さん1人。

狩猟免許を取得し、マタギ見習いへ。更に、朝日村伝説の巨大魚「タキタロウ」調査隊としても話題になりました。大鳥での協力隊としての生活を『ひろろーぐ』『大鳥Days』といったブログ・WEBサイトで日々発信する大鳥・地域おこし協力隊の広報部長としても活躍されています。

「おばあちゃんが一人亡くなると、その人と毎日話してた別のおばあちゃんが、暮らしの中での役割を失うんですね。それが過疎化のリアルだと思ったんです。」 いずれ無くなる集落かもしれない。けれどだからこそ、その中に腰を落とし、歴史を知り、風習を知り、自然に潜り、その成り立ちや意味を考え、繋いでいく。

田口さんの「あなたにとって仕事とは?」は・・・

「 交 換 」

食べ物と食べ物、労働と食べ物、労働と労働などなど、小さな山村のコミュニティで暮らすからこそ分かる、市場経済を超えた交換で成り立つ社会、この中で自らが必要とされ必要とし、生きて幸せになれると感じている。多くの交換によって自分を高め、そして幸せになっていくことが田口さんの「仕事」観であると教えて頂きました。

そして、田口さんが地域おこし協力隊としての3年の任期が2016年4月いっぱいで終わりました。

『地域おこし協力隊を卒業。熱が冷めないうちに本音や想いを書き留めておきます。』をブログに綴ってます。

地域おこしとは何か?

ぜひ、たくさんの人に読んで欲しい!
また、地域おこし協力隊を考えて居る人にも読んで欲しい!と想います。

田口さんのブログ『ひろろーぐ』はこちら

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2016/5/9 更新

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