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【出羽島帆布工房】徳島県に浮かぶ小さな島から生まれた帆布鞄

徳島県海部郡牟岐町出羽島。
牟岐港からフェリーに乗ること約15分ほどの沖合に、その小さな島があります。
周囲約4キロメートルほどの小さな島には一周できる遊歩道があり、天気が良ければ出羽島灯台からは、東に紀州、西に室戸、南に太平洋、北に四国山脈が展望できます。
島内には国の天然記念物である「出羽島大池のシラタマモ自生地」や「蛇の枕」などの観光資源があり、かつて出羽島小学校が存在したのですが、生徒数の激減により現在は休校中。出羽島この島には、自動車は一台も走っていない。その代わりに、荷物の運搬用に家の前には手押し車が置かれていて、小柄なおばあちゃん達が手押し車を押す姿はとても可愛らしい。
耳に入ってくるのは波の音、風の音、人の声といったナチュラルな音だけ。

小さな漁港を中心にこじんまりと町並があります。この町並はミセ造り(ぶっちょう造り)と言われ、上下に開く戸板が庇と縁台の役目をしており、降ろしてあったり揚げてあったりといろいろ。今だにこれだけ多くのミセ造りの建物が残っているのは、歴史的にみても価値がとても高いと言えます。

そんな小さな家並みのなかに、帆布を使った鞄を一点一点、手でつくっている「出羽島帆布工房」があります。出羽島帆布工房もともと京都で着物職人をしていた佐々木さん。母親の実家が出羽島だったことと、その実家がまだ残っていること、そして何よりいい波が立つことに惹かれ、京都から移住してきたそうです。

出羽島帆布工房

京都から移住してきた職人の佐々木さん。背後にあるのは、出羽島の波用ガンボード!

現役の漁師さんが鞄の持ち手につけるロープをつくってくれたり、島の方々に支えられて出来あがる鞄は丈夫に決っています!(地元びいき 和田)出羽島帆布工房

少しずつ進化する作風も味わい深く
10年、20年後に、ビンテージと呼んでもらえたら・・・・。(佐々木さんのコトバ)

出羽島帆布工房【FB】https://www.facebook.com/tebajimahanpu/
出羽島帆布工房【ブログ】http://www.tebajimahanp.com/


2017/3/30 更新

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