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【美山DOORS】人からつながる、地域のとびら。

8ヶ月の里山体験プログラム「美山DOORS(ドアーズ)」@京都

有名な観光スポットをまわるのも楽しいけれど、その土地の普段着の暮らしや風景をみるのはもっと楽しい。地域に住んでいる人との出会いをきっかけに、地元のならわしを教えてもらったり、手しごとに出会えたり、隠れた里山風景に踏み入ったりする出会いは格別です。
そんな出会いや体験を提供できたら良いなあという思いで、京都府のまんなか美山町(南丹市)で、連続体験プログラム「美山DOORS」がはじまりました。

美山といえば、「かやぶき集落」。町は東西南北にひろがっていて、西から東まで車でも40分もかかります。東は「美山のチベット」西は「美山のハワイ」と言われるほど、気温も違います。

美山DOORS

〈体験プログラムについて〉

☆おこめをつくる+野良じかん
無農薬有機栽培のお米作り「おこめをつくる」で世話人をつとめるのは、地元・岩江戸に住む小崎淳一さん。小さいころから養鶏や農作業をマスターし、機械にも強い、カゴも編める、炭窯もつくれる、なんでもできる方です。
毎回、お米づくりの作業を教えていただき、その前後に地元の風景や暮らしに触れられる「野良じかん」があります。最終回の稲刈りでは、稲刈り後に、田んぼの稲わらをつかって「しめなわ」づくりも教わることができます。

美山DOORS美山DOORS

☆野人とともに、里山をクリエイティブに体験する
美山には野人もいる!ということをききつけて行ったのは、美山の東部にある田歌で、アウトドアや山村体験、ジビエ料理を楽しめる「田歌舎」さん。
代表の藤原誉さんは、アウトドアガイドから農業、大工と何でもこなす上、狩猟女子旅行や川ガキ旅行といったユニークなツーリズムや、移住希望者向けのツアーを企画する「(株)野生復帰計画」の取締役もつとめている。野人という意味を超えそうな方です。
1泊2日のプログラム「野性復帰入門」では、藤原さんから野人のエッセンスをいただきつつ、フェルデンクライスメソッド(*)指導者の小林三悠とともに、野性をほりおこすスペシャルプログラムを実施します。小林さんも「シェアマウテン」なる活動を美山ではじめており、これからの動きが気になります。

田歌舎 藤原誉 野生復帰計画 野性復帰入門 美山DOORS

田歌舎 藤原誉 野生復帰計画 野性復帰入門 美山DOORS

☆野草専門の工房「草木舎」
一方、「ひとり観光協会をしている人がいる」という情報を得て、出会ったのが多田琴美さん。美山で起こる日々のことやイベントを発信したり、盆踊りの復興や女子会の立ち上げとほんとに多彩な活動をされている、まさに動く観光協会。
そんな彼女が働いているのが、野草専門の工房「草木舎」さん。代表の渡部康子さんを筆頭に女性達が集まり、「美女茶」や「よっぱらいティー」など地元の先達の知恵をユニークなお茶にかえている。最近では、自生する藍を復活させるプロジェクトや、放射能をテーマにした「いのちのお茶」を開発し、主材料となるイチョウの葉を集める呼びかけも展開中。

草木舎 渡部康子 美山DOORS

(文・写真 美山DOORS)

【HP】美山DOORS 
【FB】美山DOORS

【HP】田歌舎
【HP】野生復帰入門(美山DOORS 里山クリエイティブ体験) 
【HP】野性復帰計画
【HP】草木舎


2014/9/1 更新

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