ミッション
野に良いと書いて「野良」。「良」は実際はあて字で接続詞のようなものだそうです。
「野に」「野で」「野の」・・・など何にでもつけられる便利な言葉。野良仕事、野良着、野良周り・・・野良○○というとなんだか緑がいっぱいのイメージ。
一方で後ろに何もつけず「野良」とに言ったときはどんな印象があるでしょう?
なんだか悪ぶれた、社会のはみだしもののようなイメージがないでしょうか。野良犬、野良猫も緑いっぱいというよりは、ちょっと薄汚いイメージです。
そのとき「野良」が意味するのは、きっと「つながれていない」という意味。
「野良」が人を指すとしたら、それは「社会システムにつながれていない人」かもしれません。野良はこれまで落ちぶれた「はぐれもの」のようでしたが、今こういう時代になると、システムに依存することのない自立した生き方として見直される時代になりました。
お金で何でも手に入る社会。便利さとは裏腹に大切なものを捨て去っているように思います。本当は何が大切なのか、何を大切にしなければいけないのか、本当の「豊かさ」とは何か。
これまでつながれていた鎖をちょっと外して野良になってみるとたくさんの事に気付かされます。「野良!」は団体ではなく、本当の「豊かさ」への願いを込めた掛け声です。
様々な活動を通じて「野良」がいい意味になることを願っています。
人の「想い」を大切にしたい。
これまでの社会が「モノ」を大切にしてきた社会だとしたら、きっとこれからは「想い」を大切にしていく社会。
それがどういう社会システムなのか、そのためには何から始めたらいいのか。
数多くの途方もない問題があってくじけそうになるけれど、まずは感じるところから始めます。その新しい社会、未来に向かって進む号令が「野良!」。「NPO」と頭につけないと取り合ってくれない場合も多いのでNPOとしていますが、実は単なる掛け声です。
みんなが「野良」という言葉を社会の動きとして、いい言葉として捉えた時、きっと大きな変革のエネルギーになっていく。そんな想いで野良!は成り立っています。
【イベント最新情報】
田んぼで奏でるノンジャンルコンサート
「野良音 於 生目 2014(3回目)」開催決定!
2014年8月30日(土)
15:00 OPEN 16:00 START 21:00 終演予定
入場無料+新米おにぎり・豚汁ふるまい
※(先着1,000名様)ご希望の方はマイ箸マイ椀持参
会場/生目の杜運動公園近くの田んぼをのぞむ空き地
イベント詳細はこちらから!
文・写真 「野良!」ホームページ、フェイスブックより転載
HP http://nora.asia/
FB https://www.facebook.com/nora311
2013/9/3 更新