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〈長野県〉地域の魅力を毎日ネット配信 上田の家具販売会社、7月から

北欧家具の輸入販売などを手掛ける「トラフィックデザイン」(長野県上田市)は今夏、浅間山麓の暮らしや街の情報をインターネット上で毎日配信する「WEBBOOK haluta(ウェブブック・ハルタ)365」を始める。上田市中心部の海野町商店街の空きビルに編集室を開設する。近くの別の空きビルでも、地元の飲食店を複数集めてさまざまな料理を楽しめるようにする予定。中心部の空きビルを再生し、街のにぎわいを生み出す狙いだ。

ウェブブックの編集室は、ビル1階入り口近くに開設。編集社に勤務経験のある人が担当し、7月に始める予定。上田市などの暮らしの情報のほか、俳優やアーティストが市内を訪れて感想をつづったり、地元産食材を使った料理レシピを公開したりする。同社の徳武睦裕(あつひろ)社長(39)=上田市岡=は「地元にはまだ地域住民にもあまり知られていない魅力的な資源がある。充実した情報を広く発信し、人が集まる居心地の良い場所をつくりたい」と話す。

同じビル内の別のスペースには、市内の一般社団法人「ループサンパチ」が異業種の人が同じ場所で仕事をするコワーキングスペースを開設、今月20日に業務を始める。

トラフィックデザインは、北欧の高級家具などの販売店「haluta(ハルタ)」を県内外で展開し、5月にはデンマークにも店舗を構える予定。空きビルの再生も手掛け、昨年12月に社内に空間プロデュース業のチーム「Andel(アンデル)」を立ち上げた。デンマーク語で「共有」を意味する。

徳武さんは将来、編集室を設けるビルに、長期滞在者向けの宿泊施設を開設することも検討している。(信濃毎日新聞より)

【HP】トラフィックデザイン


2015/4/14 更新

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