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【古民家ゲストハウス とある宿】人と地域と文化とふれあう旅づくり

◆「故郷ができた」と思ってもらいたい

福島県の奥会津地域にある山間部の村「昭和村」。

懐かしい田園風景、あたたかな人、湧き出る清水……

誰もが懐かしく感じるこの村に「故郷ができた」と思って何度でも足をはこんでもらいたい。そんな想いが広がって、築180年ほどの古民家ゲストハウス【とある宿】はオープンしました。

ぼーっとすごして 温泉につかるのもよし。連泊して自然散策にあけくれながら、村の人とおしゃべりに花を咲かせるのもよし。なんにもないから、何か感じるこの村で自分なりの村時間をすごしてみませんか?

福島県 昭和村 古民家ゲストハウス とある宿

 

◆日本の田舎って素敵!

その昔、ベトナムを旅していたら、1階がカフェと旅行会社になっていて、2階が宿泊スペースになっている安宿(ゲストハウス)街をみつけました。こんなの日本にあったらいいのにな……。とぼんやり思い描いたのは学生時代。

旅の企画がしたいと海外の旅行会社に入るも、担当エリアが秘境だったこともあり、人とのふれあい重視の企画はなかなかできず。海外にばかり目をむけていたので、もっと日本を見てみよう! と会社を辞めて四国八十八か所めぐりに行ってみたら、人の温かさ、田舎の懐かしさにもうすっかり日本にはまってしまいました。

「日本の田舎って素敵。」

知人にそんなことを伝えると、昭和村に来ない? と誘ってくれたので、初めて昭和村を訪れたのは、2009年の春。ぷらーっと散歩していたら、よくわからない不思議な草が干してある。「これは何の草ですか?」とその家のおばちゃんに聞くと、おばちゃんは「あがらっしぇ~」とお茶を出してくれました。お茶の次にお菓子がでてきて、そして最後にはアイスクリーム……。 帰りのバスでは、運転手さんが蕨をくれたり、湧水のところでとめてくれたり……。

なんって、魅力的な村でしょう。

そんな温かい出来事もあり、「人と人が交流する旅」をつくるには、実際に旅先に住まなければできないんだよな。との想いもあって、2010年の春に 移住を決意しました。

「人はもう観光地への旅はしない、人は人に会うために旅をするんだ」

と恩師の方が言ってた言葉。しみてます。

福島県 昭和村 古民家ゲストハウス とある宿

とある日の夕暮れ時

◆「あがらっしぇ〜」

昭和村で村の人と交流しながら滞在してもらって、参加者が「来てよかった。楽しかった」っていってくれて、村の人も「楽しかった、またやろう!」とか「今度はこれをやってみたらどうかな?」って言ってもらえるようなきっかけ作れたらいいな。そして、参加者が「ああ、また昭和村の ばあちゃんに会いたいな。あの人元気にしてるかな」と思い立った時に気軽に村に来れるような、そんな仕組みつくれたらなあ……。

この宿は2011年9月にオープンしました。まだまだ歩み始めたばかり。
きっかけづくりは少しずつ、少しずつ形になってきています。
小さな過疎の村でも、人が来る魅力が詰まっていること、村内外に発信していきます!

とある宿にあがらっしぇ~。

福島県 昭和村 古民家ゲストハウス とある宿

天井の高い神棚の部屋。ここで、ちいさなイベントを行ったりしています。

福島県 昭和村 古民家ゲストハウス とある宿

糸車の部屋(客間)

福島県 昭和村 古民家ゲストハウス とある宿

左/餅つきの時に大活躍の「本気の臼と杵」
右/蒸し釜戸。美味しい~ご飯炊いてます

 (文・古民家ゲストハウス とある宿HP・FBより転用 写真・五十嵐和博、古民家ゲストハウス とある宿HP・FBより一部転用)

【HP】古民家ゲストハウス とある宿
【FB】古民家ゲストハウス とある宿


2014/7/1 更新

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