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〈福井県〉桂由美さんがパリコレに越前和紙を

世界的ブライダルファッションデザイナー桂由美さんが、20日から開催されるパリ・オートクチュールコレクション(パリコレ)で、福井県越前市特産の越前和紙を使った折り鶴のステージ装飾を取り入れたショーを披露する。桂さんが14日に同市を訪れ、地元女性グループが制作した作品を確認した。桂さんは「和紙は迫力があり力強い。来場者が日本ムードに酔いしれると思う」と手応えを感じていた。

桂さんは、越前和紙を使った斬新なドレスを、2002年7月のローマ・オートクチュールコレクションで初めて発表。パリコレでは03年1月を皮切りに、05年まで6回発表し、世界のファッション関係者から「和紙モード」が大きな注目を集めた。

今回は、ツルやロブスターなどをデザインした布のドレスを発表するため、スタッフから、ステージ装飾として和紙の折り紙を使いたいとの相談が同市の県和紙工業協同組合にあり、同組合が和紙製造業15社の経営者夫人や従業員ら18人でつくる「越前女紙(めがみ)倶楽部」に依頼した。

この日は、桂さん本人が同市紙の文化博物館を訪問。同倶楽部メンバー10人が集まり、今回のパリコレのテーマカラーである白や赤、黄色、ピンク、緑の和紙を使い制作した高さ約10~75センチの150羽を披露した。

桂さんは、作品を手に取り1点1点を丁寧に品定め。桂さんのショーは21日に行われ、折り鶴はドレスに下げたり、スクリーンに影絵として投影したりするそうで「会場全体に鶴が舞う。日本のおもてなしの心を感じてもらえるのでは」などと本番のイメージを描いていた。

同倶楽部事務局の石川靖代さん(48)は「夢があり楽しんで作れた。これを機に和紙が海外でより注目を集められれば」と期待していた。
同倶楽部はまた、最新の製品を桂さんに紹介。過去のパリコレで和紙のドレスの材料を提供した長田製紙所では和紙の新製品の見学も行った。桂さんは今後のパリコレに越前和紙を使用したいとの意向を示し「ビジネスを考えれば、ぬれても大丈夫なものなど芸術性と機能性を兼ね備えなければならない。また印刷物やインテリアだけでなく他のものにも目を向けて魅力を深めてほしい。そのためのお手伝いをしていきたい」と話した。(福井新聞

越前女紙(めがみ)倶楽部のFacebookはこちらから!


2014/1/16 更新

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