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【地域に会いにいこう】「友達に会いにいく」感覚で地域や人に会いにいく

東京から約2時間半、長野県と山梨県にまたがる位置に私が活動拠点にしている八ヶ岳南麓地域があります。八ヶ岳は年間通して登山ができるだけでなく、山麓には様々な性質の温泉や、夏でも夜温が20度を下回る冷涼な高原が広がり、国からも指定される観光圏(八ヶ岳観光圏)であり、レタスやセロリ、キャベツなどの高原野菜の産地でもあります。

「八ヶ岳エリアの魅力を多くの方に知って欲しい」この一心で『地域に会いにいこう』という活動を行っています。主にWebメディアでの情報発信と、「地域に会いにいくツアー」と題して、月に1度、八ヶ岳エリアにある原村(長野県諏訪郡原村)を中心に地元体験ツアーを実施しています。「地域に会いにいこう」は、『友達に会いにいく』感覚で地域に行く人を増やすために、都会に住んでいる若者と地域をつなげる活動です。地域に会いにいこう

私がお世話になっている原村は、30~40年前にあったペンションブームの中でも最も注目されたエリアの一つです。当時は積極的な誘致が行われ、100軒以上ものペンションが集まる広大なペンションヴィレッジが出来上がりました。当時は、まるで渋谷のように観光客が溢れ、活気があったそうです。しかし、今は観光客数も減り、稼働しているペンションも少なくなっています。

私には「ペンションを中心とした観光で原村を元気にしたい」という想いがあります。毎月のツアーでは高原野菜の農家さんや地元の企業と連携をして、少しでも原村や八ヶ岳エリアの魅力を発信するべく、都会から参加者を募っています。

そもそも原村での活動は、ある空きペンションを改装するところからスタートしました。都心の若者と、地元の若者がペンションに集まり、みんなが集まれるペンションをつくるのを目標に壁を3か月かけて塗ったり、庭にピザ釜をつくったりしました。地域に会いにいこう

活動を続けているうちに地元との繋がりも生まれました。都内からUターンしてきた若手農家がペンションに集まってくれるようになり、都会から来たツアー参加者を交えて、昼間に農作業を手伝い、貰った野菜でBBQをしたりと、「地域を会いにいこう」を通じたコミュニティが出来ていきました。「会いにいこう」というネーミングの通り、原村の風景や文化のファンができ、農家の方と仲良くなることで年に何度も都会から来てくれる若者が増えてきました。地域に会いにいこう地域に会いに行こうツアーも3年目を迎え、コンテンツもパワーアップしています。今後は、八ヶ岳トレッキングや、釣り、カヌー体験、また地元に移り住んできたクリエーターとの共創も進めていきます。

「地域に会いに行く」をきっかけに、もっと多くの方に八ヶ岳エリアの良さを知ってもらいたいと考えています。都心から2時間半で訪れることができる、週末田舎体験ツアーに、あなたも参加してみませんか?

(文・写真 「地域に会いにいこう」杉本諒介)

【HP】地域に会いにいこう
【FB】地域に会いにいこう
【ブログ】HACHIMOT(八ヶ岳のシゴトニンブログ)

 

 


2015/6/22 更新

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