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【クスろ港】クスっと笑えるほっこりコミュニティ作り

北の港町・釧路で活動する市民団体「Kobit」のクスっと笑えるほっこりコミュニティ作り

今、釧路では、「会いにいきたい人がいる街、釧路」を全国に発信するというビジョンを掲げる市民団体kobit(コビット)が運営するHP「クスろ港」と、彼らの主催するイベントにファンが増えています。

彼らの情報発信源であるホームページ「クスろ港」は、街の魅力を地元の面白さを支える「ひと」に焦点を当てながら、地元に住んでいるひと、遊びに来たひとに「クス」っと笑ってもらえることをテーマに情報発信を続けています。

ホームページ外のメイン活動である、「クスろワークショップ」でこれまでに2回、1月には第3回目が予定されています。
これまでのテーマは第1回目テーマは「自分らしい釧路お出迎えスタイルを考える」、そして彼らのアプローチの面白いところは第2回目にあえての「こんなくしろだったらイヤだ」というお題を持ってきたこと。

もともと地元が好きで街に根付いたコミュニティの活性化を願うメンバーが多いだけに、既存の良いところの価値はおおよそ把握しているつもり・・・であればと、テーマ別のチームであえてのダメ出しと最悪シナリオを考え、その裏側にあるものを探してみよう!という試みです。

なるほど。

自分たちでふるさとの良いところは出てくるには出てくるけれど、未来こうあるべきをプラス面からだけ出していくことには限界があるのかもしれません。
大好きだからあえて避けてきた地元へのダメだしや「このままいくと・・・」というネガティブな予測をした上で、
「じゃぁ、そうならないようにするにはどうしたら良い?」みんなで考えようーーーー!

そう、ダメ出しは過程。単なるグチや文句で終わらせずに、グループワークの中で提案型ディスカッションとなっているのです。
そんな中生まれた最悪シナリオと提案内容は・・・・

最悪シナリオ(1):イオンにしか人がいない
提案:街の象徴のである駅前の再開発によって、駅近が盛り上がる街へ

最悪シナリオ(2):釧路の人が釧路に関心が全くない
提案:市民が釧路を好きになり知りたくなる街へ

最悪シナリオ(3):すべてシャッター街
提案:チャレンジショップが日本一多い、人も店も輝く街へ
etc.

活動レポートを見るとディスカッションから発表までの熱気に包まれながらも和気あいあいとしたムードが伝わってきます。クスろ港さんクスろ港さん

このフレームワーク、地域の課題を解決したい様々なコミュニティで活用できそうですね。

まさにすでに告知されている、第3回のワークショップは「これからのくしろ」を考える場になるとのこと。
過去2回のワークショップを経て、どんなアイディアが出てくるのかが楽しみです。
地元メンバーと東京や札幌という都市部に暮らすメンバーが共同で運営しているという点も都会から遠い田舎や地方のお気に入りの土地に思いを馳せる地元びいきを読んで下さっている皆さんにも興味のある事例ではないでしょうか。

〈過去の活動レポートこちらから!

ワークショップ以外にも、クリスマスには地元で狩猟されたエゾシカを食べる会「百聞は一見にシカずナイト」(コレ、次回は是非参加したい!)や、地元を愛するメンバーでのまったり宴会、霧多布高校での「生まれ育った町を考える」講義を通して、楽しみながら地域の「ヒト」同士がふれあう機会のプロデュースや地元にいると見過ごしてしまいがちな景色や場所を活かしてのちょっとした幸せタイムをBlogで発信しています。
ほっこりした温かさが伝わるHP「クスろ港」、是非訪問してみてください!

【HP】クスろ港


2015/1/29 更新

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