地域の空き家を活用し、たくさんのワクワクが発信する場所を創る
昨年11月、山形県鶴岡市の空き家を皆で大掃除するイベントが催されました。
このイベントを仕掛けたのは、和田有紗さん。手つかずで眠っている空き家を、目覚めさせるためお片づけに取り組みます。地域のお荷物になっている空き家が、わくわくの発信地になるように・・・。
和田さんは、そのような想いで『空き家+plus』プロジェクトを立ち上げ、活動に取り組んでいます。
地域の問題にも挙げられる空き家問題。
和田さんは、どのような取り組みを行い、この問題と向き合っているのでしょう?
山形県・鶴岡市に約2,000件ある空き家・・・さぁ、どうする?
山形県・鶴岡市に約2,000件ある空き家。
でも、実際借りたり、買ったりできるように、登録されている空き家はほんの数%。
そう、まだまだ手つかずで眠っている空き家がたくさんあるのです。
そんな眠っている空き家を目覚めさせるため、空き家のお片づけをあつまった有志で実施!
地域のお荷物になっている空き家が、わくわくの発信地になるように。
みんなでお片づけしながら、空き家のこと考えてみませんか?
昨年11月、このプロジェクトイベントの呼びかけに12名の有志が集まりました。
長年空き家だった家に住まれている方に協力して頂き、お片づけが出来ていない『元空き家の倉庫』を有志全員で片付けました。ぎっしりと詰まっていた倉庫の中身を、全て出して、分別して・・・。
午前10時に始まった作業は、夕方5時までみっちりの作業となり、無事終了。
開始時に比べ、綺麗になり引き渡すことが出来ました。
さて、この空き家掃除は次にどのような活動に繋がるのでしょう。
空き家に残っている掘り出し物をオシャレに販売して、移住者などに渡せないか・・・
和田さんが、この活動を考えるにあたり空き家の現状に関して色々と調べました。
山形県鶴岡市の空き家件数は2,000件ほど。しかし、空き家バンクに登録されている件数は120件しかないという現状。空き家が多いのは、『積極的に貸し出す人が少ないから?』と仮定しました。
その理由はなぜ?
『片付けがネックになり、空き家を貸し出そうなどアクションを起こしている人が少ない』という理由があります。
和田さんは、上記の現状を
① 街でお休み中の空き家を見つける
② ボランティアを募りお片づけ実施
③ まだまだ使えるモノを次の人へ
を形にして、取り組んでいます。
今後は、綺麗になった家の新しい活用方法を考えていきたいとのこと。
『空き家+plus』プロジェクトから、地域へワクワクが発信されます。
これからがとても楽しみなプロジェクトです。
一緒に活動してくれる仲間も募集中!『空き家+plus』のFacebookよりご連絡お願いします!
『空き家+plus』の活動の様子をFacebookで発信中。
(文・空き家+plus Facebooより転載)
【FB】空き家+plus
2015/1/21 更新