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【patchwork-chofu】地域の人と人をつないで、点と点を面へ

みなさん街の名前(地名)の由来って気にしたことありますか?
自分が生まれた街、引っ越した先の街、旅行で訪れた街…。
それぞれの街には当然ながらその地名になった由来があります。
なかでも歴史が古い地名の由来には諸説あり、それを知ることで「この街には、こんな文化があったんだ!」とか、その土地のむかしの「暮らし」を垣間見ることができ、その街の風景をより魅力的にしてくれます。
そんな地名の由来にも想いを馳せ、街の歴史や風景とともにそこに暮らす「人」をつないでいくことで、その街の魅力を発信している団体を紹介します。

 

〜以下、「Patchwork Chofu」ホームページより〜

◆patchwork-chofuのこと

Patchwork Chofuは、「地域をつなぐ」をコンセプトとした、 今を伝え、未来に残す地域メディアです。

丁寧に日常を見つめ、地域の埋もれている魅力の発信をします。
その中で、歴史や風景と共に、私たちが最も届けたい大切な資源があります。

それはまちに住む「人」です。

そこに在る”ものがたり”は、普段見過ごしがちな、まちの風景を何倍も魅力的にしてくれます。
きっとみなさんの普段の日常を、少し面白くする事が出来るはず!

調布の名の由来は、かつて租庸調という納税制度があった時代に多摩川の水にさらして織った布をこの地に納めていたことから。当時は布職人も調布のまちで布を織っていたそうです。

時は流れ、その技は過去のものとなりました。 でも当時と同じ様に、自分の力で自分らしく暮らしている人が今日もまちを支えています。 布のまち調布の、小さな暮らしのひとつひとつを縫い合わせて大きな一枚の布に。 そんな「つながり」を育みながら、みなさんに仕合せ(幸せ)の糸を届ける事ができればという願いを込めて「パッチワーク」の名をつけました。

地域の人と人をつないで、点と点を面へと。
このまちの歴史とつながりが、この先100年残る様、願いを込めて。

◆私たちの問題意識

調布 patchwork-chofu

調布の街はベットタウンと言われます。例えこの街で暮らす方でも、街との接点が持てなければ、どうしてもどこか他人ごとの様な雰囲気が漂ってしまいます。

Patchwork Chofuは、調布の街と繋がりたい人の為に「つながり」を作る為の地域メディアでありたいと考えています。

街の人がこれから暮らして行く上での課題があります。
災害時にどうすべきかという漠然とした不安があり、少子高齢化、それに伴う介護の問題等…。
課題先進国と言われるこの国に課題は絶えません。

調布 patchwork-chofu

例えば、これから少子高齢化が進み、人口減少が進んでいくとどうなるのでしょうか。
2030年には現在の生産年齢人口の約5分の1が補助を受ける立場となります。
2050年の日本人の平均年齢は54歳になり、
2060年の空き家率は50.5%と半分を超え、
2100年の人口は、4800万人になるとも言われています。

税収も減り、ますます国や市の行政は、
生活者が暮らす事や福祉に対しても、予算をかける事が難しくなる可能性があります。

地域の商店街は活気が無くなり、個人商店は崩壊へ?
高齢者となる私たちを受け入れてくれる場が足りなくなり、国や行政に頼る体制の限界がやってくる?
きっと様々な見解があるでしょう。

調布 patchwork-chofu

…しかしながらなかなか行動に踏み出せない現状があるのも事実。
それは何故でしょう。
そう。私たちが本当に解決したいのは、”なかなか行動に踏み出せない”というその問題なのです。
様々な問題の解決の糸口。その全てのスタート。
私たちはそれが「地域のつながり」だと考えています。
今は無い近所の駄菓子屋さんや、惜しくも無くなった「映画のまち調布」にあった映画館、シャッターが降りてしまったの個人商店。
まちの魅力は少しずつ、確実に薄れてしまっている様に感じます。

調布 patchwork-chofu

私たちは社会課題を包括的に考えるのではなく、個人の立場で捉え、個人の立場でできる事を考える事が重要だと考えています。
「地域とのつながりは”隣の人”から。」
大きな社会問題を私たちの課題だとするなら、私たち個人がそれを実感しない限り、どうしても行動は難しい様に思うのです。

調布 patchwork-chofu

大切なのは、課題や、やりたい事を”自分ごと”にする事!

では地域と繋がる暮らしとは、どの様なものなのでしょうか。
例えば、近所に行きつけのお店が出来たり、道ばたで知り合いに会えば挨拶ができる関係になったり、色々な集まりにお呼ばれするようになったり…。
またその中でつながりがつながりを呼んで、仲間に出会えたり、居場所が出来たり、出番が出来たり…。

調布 patchwork-chofu

それは、孤立した小さな点と点が結びついて面になっていくイメージ。
その面と面がまたつながって大きな一つの面に。
大きな社会課題に立ち向かえる強い街はその様につくられていくのではないかと考えています。
Patchwork Chofuをお読み頂いているあなたが、この街に興味を持ち、調布の街の事を「自分ごと」として楽しみながら、まちのことに触れてみる。

その為に、私たちなりに街を編集し、大好きな調布の魅力をお届け出来ればと思います。

(文・写真 patchwork-chofu)

【HP】patchwork-chofu
【FB】patchwork-chofu


2015/1/13 更新

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