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〈福島県〉復興商店「とよマルシェ」オープン 被災住民の購買拠点

東日本大震災の津波で大きな被害を受けたいわき市平豊間地区に20日、被災した飲食店などが入居する仮設施設の復興商店「とよマルシェ」がオープンした。再建道半ばの同地区の購買を支える拠点となる。

中小企業基盤整備機構が仮設店舗を整備して市に無償で譲渡、市は事業者に無償で貸与する仕組み。同市では、久之浜町の浜風商店街に続いて2例目。

とよマルシェは平屋のプレハブ2棟で、飲食店2店舗、鮮魚店、野菜・総菜店の計4店舗が入居。近くには津波などで住宅を失った市民向けの災害公営住宅が完成しており、少しずつ地域に住民が戻る中で、高齢者たちが遠方に買い物や食事に出掛ける負担を減らすことも目的としている。

入居店舗の一つ「中華はまや」の馬目正幸店長(62)は「地元で約4年ぶりに店を開くことができて最高の思い。豊間のにぎわい復活に少しでも貢献できれば」と話し、設置に関わった人たちへ感謝を述べた。
年内は無休で、来年は1月4日から。同15日にグランドオープンし、セレモニーを行う予定。(福島民友新聞より)


2014/12/22 更新

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