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〈愛媛県〉全国の地域おこし協力隊、大三島に集え!

2015年2月1日(日)、愛媛県今治市の大三島で、「地域おこし協力隊ワガマチマルシェ&協力隊円座会議」を開催します。この実行委員は、愛媛県内外の地域おこし協力隊が中心となっており、協力隊発のイベントです。まずは、出展者の募集を12月26日まで行っています。

任期終了を迎える大三島の協力隊が、本音で語り、場づくりします。

地域おこし協力隊ワガマチマルシェ 協力隊円座会議このイベントのきっかけとなったのが、今年度末で任期終了を迎えるにあたり、定住に向けて農家民宿オープンの準備を進めている、大三島の鍋島悠弥隊員からの1通のメール。

「これから協力隊ってどうなるんだろう。」
今や1000人規模に増えた地域おこし協力隊。今後3年間で3000人に増員する方針が報道される中、華々しく評価されているところがある一方、採用のミスマッチングや、地域や行政との連携がとれず、思うように活動が進まないなど、さまざまな問題も顕在化してきています。解決に乗り出しているところも出てきてはいるようですが、行政頼みではなく、もっと別のアプローチから問題解決のアプローチを見出せないものかと常々考えていたそうです。

そして、それら問題の要因の一つとして、「協力隊という存在への理解不足や誤解があるからなのではないか」という言葉に、私も共感を覚えました。一日を振り返ると、イベントを手伝っただけ、地域をうろうろとしながら話をしているだけというような日もあります。この人はいったい何をしているんだろうという目で見られることは往々にしてあることですが、こうした地味なことも含め、悩みながらも続けた活動の積み重ねによって、地域にとけ込んでいき、ある日突然、自分の進む道が開けてくることがあります。その形はケースバイケースであり、型にあてはめられるようなものではありません。そのような、広報などの定期的な報告ではなかなか伝わらない生の声を、「ワガマチマルシェ」と「協力隊円座会議」という形で発信したいと思います。

地域おこし協力隊ワガマチマルシェ 協力隊円座会議

今回の企画を立ち上げた大三島の協力隊・鍋島悠弥さん。地域の伝統行事の担い手として協力する他、柑橘の有機栽培、グリーンツーリズムの推進などを手掛けています。この島で結婚式をあげました。

協力隊はもちろん、一般参加者も実りある一日に

「ワガマチマルシェ」は、各地の地域おこし協力隊の活動や開発商品、特産品のPRブースが出展されます。商品やつくり手、協力隊の活動など、背景にあるストーリーを知る交流の場にしたいと思います。また、「講演会・活動報告会」では、上浦町と大三島町で最終年度を迎え、定住に向けて活動する協力隊の報告会を行います。「協力隊円座会議」では、協力隊の3年間と定住をテーマとし、現状の課題や展望を、車座になって本音で語ります。将来、協力隊を目指していたり、協力隊を受け入れ予定の地域や自治体の方にとっても、役立つ内容になると思います。

大三島の見どころ

大三島には、三島神社の総本山である大山祇神社があり、神の島とも呼ばれるところ。多くの観光客やサイクリストが訪れる地です。柑橘の栽培が盛んで、この時期はたわわに実るみかん畑やみかんを味わうことができます。宿泊所の「大三島ふるさと憩の家」は、廃校となった木造校舎を活用した宿泊施設で、映画のロケ地にもなった趣のある建物です。ちょうど会場も瀬戸崎保育所であった建物となっていて、空き建築活用のヒントにもなります。

地域おこし協力隊ワガマチマルシェ 協力隊円座会議

多島美で知られる夕景

地域おこし協力隊ワガマチマルシェ 協力隊円座会議

ちょうど、愛媛は柑橘のシーズンまっさかり。太陽を浴びて甘みがのった島のみかんは、美味しいと評判です

まずは、マルシェ出店希望者募集

まずは、協力隊の皆さんには出展を(12月26日〆切)、そして、開催当日は一般の方も含め、多くの方のご参加をお待ちしています。

問い合わせ先:ワガマチマルシェ実行委員会(0897-87-3000)
メールアドレス:chiikiokoshi07@imabari-city.jp地域おこし協力隊ワガマチマルシェ 協力隊円座会議

文:ワガマチマルシェ実行委員会 新居田真美(愛媛県伊予市地域おこし協力隊)
写真:ワガマチマルシェ実行委員会 鍋島悠弥(愛媛県今治市上浦町地域おこし協力隊)


2014/12/17 更新

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