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〈福島県〉地域の課題解決へ議論 若松で「オープンカフェ」スタート

本県復興を目指す会津大復興支援センター(会津若松市)から誕生した産学官組織「行動for会津(code for aizu)」は、IT(情報技術)を活用して地域課題の解決を図る取り組みを進めている。今月からは市民をもっと巻き込んでいこうと、技術者と市民らが気軽に議論できる毎月開催の会合「オープンカフェ会津」をスタートさせた。

「行動for会津」は、会津大やベンチャー企業、会津若松市などで構成。産学官や市民協働により地域課題の改善策を考え、実用化して地元に利益を還元し復興につなげる。これまで、オープンデータを活用して市内の消火栓やバス停の位置が分かる「消火栓アプリ」や「バス停アプリ」などのアプリケーションソフトを開発してきた。

初回のオープンカフェは市内の飲食店で開き、IT従事者に加え、まちづくりを支援する市民や経営者ら約20人が参加した。「店」をテーマに、市内の飲食店案内や商店街の振興に向けた計画について、参加者が課題と解決策を話し合った。同センターの藤井靖史さんは「市民目線による地域課題の解決が大事。市民を巻き込んだ今後の取り組みが楽しみ」と期待する。(福島民友より)

「行動for会津(code for aizu)」についてはこちら


2014/11/25 更新

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