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《シリーズ:地域で活動しているヒトびと》〜埼玉県秩父市大滝地域〜

シリーズ〈地域で活動しているヒトびと〉田舎に暮らす、働くってどういう感じ? 地域へ移住し活動をしている「協力隊」や「働き隊」の方々の話を紹介しています!

シリーズでお届けしている〈地域で活動しているヒトびと〉。
ここでは埼玉県秩父市大滝地域で「地域おこし協力隊」として活躍されている、吉本隆久さんを紹介します。

Q.1 まず、自己紹介をお願いします。

埼玉県秩父市大滝地域 地域おこし協力隊 吉本隆久

吉本 隆久さん
年齢:24歳
配属地:埼玉県秩父市大滝地域
移住元:埼玉県川越市
隊員歴:1年9ヶ月目
前職:学生(3月卒業から活動開始10月までは公務員試験の勉強)

Q.2 協力隊になろうと思ったきっかけや動機、またこの地域を選んだ理由をお聞かせください。

進路を考えたときに、社会や人のために役立てているなと実感できる仕事がしたい、と考えました。また自然豊かな地域に住むのが、小さい頃からの夢でした。二つの思いを達成するために、初めは地方公務員を目指しました。しかし地方公務員について調べれいるうちに地域おこし協力隊制度を知り、こちらの方がより、地域への貢献を実感でき、またより田舎に住めると考え、協力隊になろうと考えました。現在の地域を選んだのは、自分を育ててくれた埼玉に少しでも貢献したいと考えたからです。

Q.3 就任が決るまでの経緯を教えてください。

地域情報や活動内容などどうやって情報を収集しましたか? また情報収集で困ったことはありましたか?
JOINの地域おこし協力隊ページで情報収集しました。

説明会や面接などで、受入先の自治体とはどういった具体的にどのようなやりとり(話し合い)のがあるのですか?
まず募集要項に沿って履歴書を送りました。次に二次選考となり、面接を受けました。一般的な採用試験と同じく、どのような人物かを見極められたのだと思います。

赴任する前にどんな準備をしましたか?
私の場合、9月下旬に面接・合格発表、10月活動開始だったので準備する時間はほとんどありませんでした。

Q.4 配属先はどちらですか? 何を行なっている部署ですか? そこで具体的にどのような仕事・活動をされていますか教えてください。

役場です。(秩父市役所 大滝総合支所 地域振興課) 部署の仕事は支所なのでほぼ何でも屋さんです。農業・林業・観光振興、道路清掃、など。 私は役場の職員とは、たまにお手伝いする程度で、全く別の仕事をやっています。私の主な活動は、耕作放棄地の再生と交流事業の促進、高齢者の生活支援です。

埼玉県 秩父市大滝地域

Q.5 協力隊になって「良かったな〜」ということと、また「なかなか大変な想いをしたな〜」ということがあればお聞かせください。

知らない土地で暮らすことの難しさ、苦労、悩みなどありますか?
初めは理解されず孤独を感じることがあると思います。

それはどうしたら克服、解消できるとお考えですか?
しかし直向きに、言葉ではなく行動で示していけば必ず理解してもらえると思います。

Q.6 現在の仕事・活動はご自身にとって順調に進んでいますか?
また、Q.2で描いた想いや活動できていますか?

遠回りを何度もしていますが、着実に1歩づつ進んで行けていると思います。Q2で書いた事が実現していると思います。

Q.7 Q.6の問いについて、思い描いたとおりに活動できている方

それができている「決め手」とはなんでしょうか?
直向きに行動で示すことだと思います。

今度どんなことにチャレンジしていきたいか?
より多くの人を巻き込んでいきたいです。

Q.9 任期終了後について、目標や目指しているコトは見えていますか? 差し支えなければ、それはどんなことか教えてください。

特産品の販売や田舎仕事体験、移住希望者受け入れなどを仕事にしたいと思っていますが、まだ見通しはたっていません^^;

Q.10 個人的に気になっている地域、活動、人がいたら教えてください。

岡山県美作市の事例

Q.11 地域おこし協力隊とは、ご自身にとって何ですか?

生き甲斐です。3年で卒業しなければなりませんが、卒業後も地域おこしには関わっていきたいと思っています。

Q.12 地域おこし協力隊とは、地域にとってどういう役割だと思いますか?

住民のネガティブな意識をポジティブに変えていくのが協力隊の役割だと思います。耕作放棄地を再生し始めた当初は「無理だ、うちの畑を貸してやるからそんな苦労するな」と言われました。しかし再生が進むにつれて「頑張って」と応援されるようになり、今では「ここはもっとこうした方が良い」とアドバイスをしてくれるようになりました。

Q.13 実際に協力隊になってみて、制度の面で改善して欲しいなぁ、ということがあれば教えてください。

総務省は事例を色々としているのだから、自治体が協力隊受け入れる際にはしっかりと指導したほうが良いと思います。(行政が非協力的な自治体があります。受け入れたは良いが、具体的にどんな活性化策をしてもらいたいのか考えてなかったり、こちらから提案しても、お役所脳で新しい取り組みを拒んだり…。先進事例と比較すると行政の協力体制が整っていない地域が存在します。)

Q.14 今後、協力隊になろうと思っている人に一言!

募集要項の内容で特に確認しておくべき事柄ってありますか?
的の絞られていない募集(耕作放棄地の再生・産業振興・林業振興……などと沢山書かれている場合)は、行政は何も考えていない場合がほとんどだと思われます。

暮らし・生活について、アドバイスありますか?
郷に入っては郷に従え。納得できない事もあるかもしれませんが、初めはその状況を受け入れて、ゆっくり時間をかけて変えていくと上手くいくと思います。

Q.15 最後に地域PRを! 現在、協力隊を募集中であれば、公募情報も教えてください。

「春は新緑、夏は清流、秋は紅葉、冬は氷柱」。埼玉県秩父市大滝地域は四季折々の自然が楽しめる地域です。四季がはっきりとしていることで、暮らしに色彩がなされ、日々の暮らしがより豊かに感じられます。大滝は関東圏では一番近い田舎だと思います。日々の生活に疲れた時、のんびりしたい時は、ぜひ大滝へお越しください!

埼玉県 秩父市大滝地域

(アンケート協力:埼玉県秩父市大滝地域 地域おこし協力隊 吉本 隆久さん)

【FB】秩父市 地域おこし協力隊

田舎に暮らす、働くってどういう感じ? 移住に関わる情報を発信中!

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2014/10/20 更新

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