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〈東京都・福島県〉昭和村の伝統織物「からむし織」のセミナー、ツアー参加者募集中!

福島県・奥会津にある昭和村には、約600年前から作られている「からむし織」という伝統的な織物があります。今もからむし栽培・糸作り・織りは全て手作業で伝授されていて、からむしの生産と苧引き(おひき)の技術は国選定の保存技術として指定され、又「からむし織」は福島県指定重要無形文化財として認定されています。

からむし織「からむし織」ができるまでには、まずからむしの栽培から始まるのですが、その栽培の過程で、4月頃に「からむし焼き」という焼畑が行われます。これは根に一気に刺激を与えて一斉に発芽させるために行うそうなのですが、からむしの栽培が最も盛んだった大正以前には、どこもかしこも火の海と化し、夕空をこがし壮観だったようです。始まりの狼煙のようですね、是非見てみたい光景です。

からむし織栽培したからむしは、水に浸し、陰干しし、一本一本指で繊維を裂いて糸を紡ぎ、そして昔ながらの織り機で反物に仕上げていきます。

「からむし織」は肌に付着しない夏衣として気持ちよく、一度着用すれば他の織物を着ることができなくなるそうです。しかし「からむし織」の魅力は着心地だけではありません。見た目にもとても繊細で品のある美しい織物です。私も「からむし織」の作品を見て、喉から手が出そうなほど欲しくなりました(笑)。

そんな「からむし織」の魅力に魅せられて、この昭和村に移住する方たちも最近増えてきています。そんな移住者のお二人から昭和村での生活、そして「からむし織」についてお話を聞けるセミナーが東京で開催されます。実際に「からむし織」も持参されるようですので、興味のある方は是非セミナーに参加して「からむし織」の手触りを感じてみてはいかがでしょうか。織姫さんによる「おうみ」という糸作りの実演も必見です。

からむし織そしてその後、昭和村への一泊二日のバスツアーも予定されています。

ツアーでは、からむし畑の見学、糸作りの体験、織姫さんのお話をうかがいながら、幻の繊維・織物といわれる「からむし織」の技術と魅力をとことん満喫する2日間となっています。美しい自然に囲まれた昭和村で伝統織物の体験ができる魅力的なツアーです。

東京駅発着のバスで行けるというのは気軽に参加できていいですね!(Keiko.Ihara)

※こちらのセミナーは終了しています
☆☆☆「からむし織と昭和村の魅力」セミナー☆☆☆

日時:8月27日(水) 13:30~15:30
開催場所:まちむら交流きこう会議室(東京神田)
講師:髙橋優実様・橋元香澄様(からむし織研修生として昭和村に在住中)
参加費:無料
募集人数:20名(どなたでも可)
*お申込みフォーム、まちむら交流きこうまでの地図は下記URLから

☆☆☆福島県昭和村 600年続く「からむし織」体験ツアー☆☆☆

日程:9月17日(水)~18日(木)
ツアー代金:大人お1人様20,000円(※1泊2日バスツアー 添乗員同行)
募集人数:20名(最少催行人数10名)
開催地:昭和村
出発地:東京駅八重洲北口
*お申込書、ツアー詳細はこちらから!(お申込みの際は、「地元びいきを見た」とお書き添えください。)

からむし織【HP】昭和村
【HP】まちむら交流きこう

 

 

 


2014/8/25 更新

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