• Facebook
  • Twitter
  • 地元びいきとは
  • 問い合わせ

〈福井県〉「ボルガライス」でまちおこし!

福井県越前市の3大グルメの一つ「ボルガライス」がタイ・バンコクのラーメン店にお目見えし、現地の人の舌をうならせている。同市の市民団体「日本ボルガラー協会」によるボルガライスを通じたまちおこしの取り組みを知った日本人店主が、活動を支援したい と、日本国外では初めて提供。同協会会長の波多野翼さん(29)は「自分たちの活動が国境を越え、驚きでいっぱい。今後は海外向けのPRも考えていきたい」と喜んでいる。

このラーメン店は「もっこりシーロム本店」。店主の鈴木範生さん(65)=福岡県出身=が今年1月、鯖江市出身の友人の交流サイト「フェイスブック」でボルガライスに関する新聞記事を目にし、地域を盛り上げようと頑張っている波多野さんらに共感したのがきっかけ。

他店にはない新たなメニューを模索していたこともあり「オムライスにとんかつという洋食のおいしいところを凝縮したグルメ。うまいに決まっている」と早速、波多野さんに連絡。協会の公認を受け、2月中旬から238バーツ(約700円)で提供を始めた。

店内には、協会から届いた「武生に来たらボルガライス」と書かれたポスターも掲示し、越前市のボルガライスとしてPRしている。

デミグラスソースがベースの特製ソースと、さくさくのトンカツのボリューム感が受け、客の9割をタイ人が占める同店でも、1日20食近い注文を受ける日があるなど大人気。3日連続で食べに来た人もいるという。

鈴木さんは「日本にはすし以外にもこんなにおいしいグルメがあることを知らせたい。現地の日本人にも食べてもらい、日本に帰ったときにはぜひ、越前市に足を運んでもらえるよう、微力ながら応援していきたい」と話していた。(福井新聞より)

☆ボルガライスとは?
ライス・たまご・トンカツ・お店のこだわりソース(カレーは除く)が重なり合った絶品グルメ!!

ボルガライス
福井県越前市の武生地区では、30年以上も前から地元の人に愛されて食べ続けられている。しかし、一番気になる名前の由来や発祥のお店については、いくつもの説があり謎に包まれている。

【名前の由来その1 ロシア料理説】
ロシアにたまごを使った「ボルガ」という料理があり、同じたまごを使った料理ということで「ボルガライス」とした。

【名前の由来その2 イタリア地方説】
イタリアのボルガーナという地方で食べられていた料理に似ているということがから地方名をとり「ボルガライス」とした。

【名前の由来その3 ボルガ川連想説】
ボルガライスのオムライスの部分がロシアのボルガ川でそこをわたるイカダがトンカツという見た目から連想して「ボルガライス」とした。

そのほかにもボストンライス説、ロシアの車「ボルガ」説、ボルガ店名説など様々な説が飛び交っており、そのためかYouTubeには、ボルガライスに関するわけのわからない動画までアップされている!(以上【名前の由来】については「武生にきたらボルガライス」より )

【HP】ボルガライスについて(越前市公式HP)
【HP】武生にきたらボルガライス
【FB】日本ボルガラー協会


2014/7/10 更新

カテゴリ

タグ

新着記事