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〈長野県〉信州思う若者、一堂に 都内で2回目「1000人会議」

県内出身の学生らが発表や議論を通じて交流する「信州若者1000人会議」が28日、東京・渋谷の複合商業施設「ヒカリエ」であった。上田市の産学官連携支援組織「AREC(エーレック)」が主催し、昨年に続き2回目。今年も約450人が集まる盛況で、自由なアイデアを発表し合った。

会議では、12人の学生らがスクリーンを使い、2分ずつの持ち時間で自分たちが取り組みたいことを発表。高校生が進路を相談する場を設ける企画が出たほか、「信州探検特命係」と題して、県内の「秘境」を探検して写真や動画などを発信する試みへの賛同を募る発表者もいた。この日講演した県内勤務の医師ら27人の審査員が採点した。

最優秀の「信州若者賞」を受けた京都大4年の小林拓水(たくみ)さん(23)=松本市出身、京都府=は、さまざまな物を売り出す「のみの市」を9月に上田市で開くアイデアを発表。小林さんは、昨年の第1回会議に参加したのを機に同市の喫茶店主や経営者らと知り合いになったといい、「上田の皆さんはいい人が多く、のみの市は絶対に面白いと思った」とアピールした。

閉会式では、第1回会議に参加した学生らが活動を継続しようと発足させた一般社団法人信州若者1000人会議の児玉光史代表理事が「たくさんの人が協力すれば、長野県の人口が増える」と呼び掛け、県歌「信濃の国」を全員で合唱。終了後、実行チームの学生リーダーで慶応大大学院1年の平田彩菜(あやな)さん(23)=松本市出身、東京都世田谷区=は「これからも企画に気軽に参加してもらえるよう情報発信したい」と話した。(信濃毎日新聞より)


2014/6/30 更新

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