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〈長野県〉「りんごワイン」、赤ワインと紅白セットでいかが 信大農学部が発売

信州大農学部(長野県上伊那郡南箕輪村)は17日、学生がキャンパス内の農場で育てたリンゴ(ふじ)のワインを発売した。同じく学生が栽培し、10年前から販売しているヤマブドウの赤ワインと紅白セットになるよう、初めて白ワインに手を広げた。ブドウのナイアガラの白ワインも試作、完売しており、来年度以降に量産を計画している。

ふじは、昨年度の食料生産科学科2年生が週1回の「生物生産一貫実習」で栽培。昨年11月に収穫し、うち735キロを下伊那郡松川町の「信州まし野ワイン」に委託してワインに仕込んだ。農学部の農場技術職員東孝明さん(37)は「酸味が少なく甘さが感じられ、癖が少なく飲みやすい」と話す。

「りんごワイン」のラベルは、同科3年の前田紗綾香(さやか)さん(21)が色鉛筆でデザイン。「ン」の字の点はリンゴの種の形にし、果汁の色が分かるようにリンゴの断面を描いた。栽培もした前田さんは「上を向いての作業や天候に左右されるのは大変だったけれど、一つ一つの作業に理由があった。リンゴやワインに愛着が湧いた」と話していた。

りんごワインは720ミリリットル瓶1500円(税込み)で約730本を発売。ヤマブドウのワインは同2200円(同)で昨年12月から販売している。学部構内にある食と緑の科学資料館「ゆりの木」の生産品販売所で扱っている。(信濃毎日新聞より)

【HP】信州大学HP


2014/6/19 更新

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