備グループの岡山電気軌道（岡山市中区徳吉町）が運行する路面電車に１０日、真庭市のホタル名所を紹介する「ほたる観賞ＰＲ電車」がお目見え。１９日まで東山、清輝橋線を１日約１５往復する。
車両前後にオリジナルヘッドマーク、窓には北房地区の備中川を飛び交うホタルをイメージした特注のシールを飾り付けた。北房ほたる公園、備中鐘乳穴など観賞スポットのポスターも車内につるした。
岡山駅前電停で出発式があり、太田昇・真庭市長が「初夏の夜を自然あふれる真庭でホタルを見ながら過ごしてほしい」とあいさつ。小嶋光信・両備グループ代表らがテープカットして出発を祝った。
貸し切りの初便（東山行き）には岡山市立岡山中央幼稚園児３１人が乗車。北房観光ボランティアガイドの柴床博仁さん（６３）がホタルの種類や大きさ、生息場所などを説明し、園児はお礼に歌を披露した。
ホタル観賞のツアーバスを真庭観光連盟と共同運行する両備グループが初めて企画した。（山陽新聞より）
2014/6/13 更新
