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〈長野県〉「日本の観光都市ランキング」 信州3市村がトップ10入り

世界各地の旅行先やホテルの口コミサイトを運営する米国の「トリップアドバイザー」がまとめた「日本の観光都市ランキング」で、上位10位に北安曇郡白馬村(4位)、松本市(7位)、長野市(10位)の県内3市村が入った。10位以内に入った自治体数は長野県が最多で、同社日本法人(東京)は、長野県に世界から注目が集まる傾向にある、と分析している。

昨年3月~今年2月に、世界の旅行者から寄せられた各都市の観光、宿泊施設やレストランなどに関する数百万件の口コミなどを基に、同社が独自の方法で評価した。

日本法人によると、白馬村はスキーリゾートとしての注目度が高い。松本市は東京から比較的近いことや松本城が、長野市は善光寺や戸隠神社などが評価された。白馬村と松本市は外国人の口コミが多く、長野市は国内外からバランス良く評価を得た。

白馬村のスキー場の索道事業者やツアー会社は近年、オーストラリアや欧米から東南アジアにも誘客を拡大。同村を中心に大北地方の11スキー場を、国際山岳高原エリア「HAKUBA VALLEY(ハクババレー)」の統一名でPRする取り組みも2013~14年シーズンに始めた。村観光課は「10年ほど前から村を挙げて取り組む国際観光地推進の取り組みの一つの成果で、ありがたい」とした。

松本市は海外からの観光客が増加傾向だ。松本観光コンベンション協会は「大きな励み。外国人向けの案内の充実や観光パンフレットの多言語化にも力を入れたい」と話している。

長野市観光振興課は「松本市とも連携して、国内外の方にさらに訪れてもらえるよう努力したい」としている。(信濃毎日新聞


2014/5/28 更新

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