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仕事との出会いの場所をつくる「新・田舎で働き隊!」

就職や転職を考えるタイミングで、都心から「田舎」「故郷」「地方」へと暮らしのシフトを検討する方も多くなってきています。
自分を試せる職場やチャレンジできる場があれば、思い切って移り住んでみることもできるでしょうが、なかなか地域の人材募集情報を収集するのが困難という現実もあります。
とにかく思い切って地域に入る!という選択ができる人ばかりではない中、就職先を探す一つの方法、つまりは仕事に出会うきっかけづくりとして「新・田舎で働き隊!」を紹介してみたいと思います。

さて、「新・田舎で働き隊!」と聞いて、「地域おこし協力隊」というキーワードを思いつく方も多いのではないでしょうか。
どちらも初耳の方も、この機会に知ってもらい、今後、就職や転職を考える際の選択筋の一つとして、また人材募集情報の入手先として役立ててもらえれば嬉しい限りです。

☆「地域おこし協力隊」と「新・田舎で働き隊!」について

まず「地域おこし協力隊」は総務省、「新・田舎で働き隊!」は農林水産省、とそれぞれの政策の管轄が異なります。

「地域おこし協力隊」は、地方自治体が過疎地域・離島などの新たな担い手として人材を受け入れ、地域力の充実・強化を図るという取り組みのこと。募集対象は3大都市圏をはじめとする都市地域(条件不利地域を除く)在住者に限り、過疎、山村、離島、半島等の地域に住民票を移動し移住できる人と定めています。
※「3大都市圏」とは、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、岐阜県、愛知県、三重県、京都府、大阪府、兵庫県及び奈良県の区域の全部とします。

それに対して、「新・田舎で働き隊!」は農林水産省より選定されたNPOや観光協会、協議会や農業法人などが受入れ団体になり、農村振興のためのツアー企画や商品開発、地域の特産品販売事業など、具体的な事業を通じて地域を支援します。
住民票の移動は必須ではないのですが、同じ市町村内からの応募はできません。

受入先が地域事業の計画を作っており、その担い手となる人材を必要とする団体のため、地域に入ったあとは充実した活動が待っています!活動内容が応募のタイミングではっきりしているので、今までの経験、ネットワーク、専門能力、センスを活かした研修先を選ぶことができる、という最大のメリットを有しているのが「新・田舎で働き隊!」ということになります。

また、地域おこし協力隊と合同の研修会や地域別ブロック交流会も企画されており、地域の外にも活動の仲間がたくさんできるのも魅力の一つです。

新・田舎で働き隊

事前研修の様子

ーー今年の応募は締切受付は終了しておりますーー
次回の参考として、是非、お読み進めください。

☆詳しく「新・田舎で働き隊!」のことをみてみよう!

まずは、募集要項から。

◆ 研修期間
平成26年6月以降の契約日~平成27年3月(6か月以上)
※2年目、3年目も受入協議会と調整し、更新可能。(最長3年)
研修手当
支給有(14万円程度/月 ※地域によって異なるためご確認ください)
募集受付
第1次締め切り:平成26年6月18日
第2次締め切り:平成26年7月16日
締切期日以降も地域の募集状況により継続して、参加申込を受け付けます。
※締切期日に関わらず、研修生が決定した地域から順次募集を締め切りますので、できるだけお早めにお申し込みください!
受入地域
全国約90地域
北海道5地域、東北10地域、関東30地域、北陸10地域、東海5地域、近畿5地域、中国四国15地域、九州10地域 程度
活動内容
・子ども農山漁村交流
・地域資源の活用やボランティアを取り込んだグリーン・ツーリズム
・自然・景観を活かした美しいむらづくり
・集出荷等を通じた地域内外の連携
・定住・集住等の環境整備
・市民と連携した農業被害の防止
・「食」を活用し観光と連携したグリーン・ツーリズム
・農山漁村における大学・企業等の研修等
・「食」の提供等を通じた学校・企業との連携
・ITを活用した消費者とのネットワークづくり
・「農」を活用した医療・福祉との関係
・その他

新・田舎で働き隊

事前研修

続いて、研修までの流れです。

1. 説明会の開催
東京、大阪で募集説明会・募集地域との相談会が実施されます。
募集団体から直接話を聞くチャンスですので、ぜひご参加ください。

説明会エントリーはこちらから
・東京会場①
開催日時:6月11日(水) 14:00~16:30
会場:TKPスター会議室九段下 2階 千代田区九段北1-12-3 井門九段北ビル2F
参加予定団体:
神奈川県 相模原市緑区「藤野里山交流協議会」
新潟県 南魚沼市「特定非営利活動法人六日町観光協会」
岡山県 早島町「早島農業体験協議会」
※参加団体は今後も追加していきます。

・大阪会場
開催日時:6月16日(月) 14:00~16:30
会場:大阪府社会福祉会館 403会議室 大阪市中央区谷町7丁目4番15号
参加予定団体:
奈良県 吉野町「吉野町小水力利用推進協議会」
岡山県 早島町「早島農業体験協議会」
※参加団体は今後も追加していきます。

・東京会場②
開催日時:7月8日(火) 14:00~16:30
会場:全水道会館 4階大会議室 文京区本郷1-4-1
参加予定団体:調整中

※説明会に参加する団体は一部の団体です。
※説明会に参加しない方も、WEBからの研修エントリーが可能です。

2. 研修参加の申し込み(WEBからも可能)
参加申込ページから登録が可能です。説明会に参加される場合も、事前に登録をしていただきますと、地域との連絡がスムーズに行われますので、是非ともご登録ください。
なお、WEBから参加申し込みができない場合は、書類を送付していただくことも可能ですので、事務局までお問い合わせください。
3. 面接・審査
面接・審査は募集団体により異なります。
まずは希望する募集団体にご連絡いただくか、参加申込ページよご登録をお願いいたします。
説明会でお顔合わせができた場合には、その場で面接をしていただくことも可能です。説明会の参加団体をご確認の上、ぜひとも説明会へご参加ください。
4. 活動内容と期間
地域団体より研修生として決定された方は、地域に実際に赴き地域が行う活性化活動について実践研修を行います。7月には初任者研修が開催され、全国の「新・田舎で働き隊!」と「地域おこし協力隊」の仲間とともに活動を円滑に行うための研修を受講していただきます。
活動期間は契約の日から平成27年3月までの間で、地域との契約で定められた6カ月以上の期間となります。
平成27年度、平成28年度について受入れ団体を調整し、延長することも可能です。

活動に関する研修手当・交通費などは地域より補助されます。

新・田舎で働き隊

ブロック交流会後、地域によって企画された
視察研修で、古民家再生・ゲストハウスなどについて学びました。

☆どのような研修内容があるのでしょう?

事例の一部を挙げてみましょう。

◆事例① 子ども農山漁村交流
・地域資源を活かした農業や自然体験プログラムの企画、運営、そしてFacebookやtwitterなどSNSを使った情報発信など。(新潟県)

◆事例② 地域資源の活用やボランティアを取り込んだグリーン・ツーリズム
・漁村側と都市側、両方の視点に立ったマーケティングの取組みや、ツーリズムマネジメントに資する新規事業の提案、実施。(兵庫県)
・新規ゲストハウス(農家民宿)の開業準備、農業体験、イベント企画・運営。地元名産品(天然素材)のプロダクトデザインなど。(岡山県)

◆事例③ 「食」を活用し観光と連携したグリーン・ツーリズム
歴史ある木造校舎をリノベーションし、食と交流の地域ビジネス拠点づくりにの取組み。SNSやブログ、マスメディア、イベントなど様々な媒体を活用した情報発信。(島根県)

多岐にわたった研修内容を準備していますので、これまでの経験や知識などを活かした研修が見つかるはずです。
研修内容の詳細ページはこちらです!http://www.keieiken.co.jp/inaka/region/index2.html

以上、駆け足で「新・田舎で働き隊!」について紹介してみましたが、日々、募集団体の情報はアップデートされるようなので、こまめにチェックを入れつつ、まずは説明会へ参加をしてみてはいかがでしょうか?

ヒトや仕事など直接お見合い(出会い)できる場所に足を踏み入れることで、情報収集・交換もスムーズになり、仲間づくりにも繋がるのではないでしょうか?

説明会の参加申込についてhttp://www.keieiken.co.jp/inaka/information/
研修参加のエントリーについてはhttps://www.keieiken.co.jp/inaka/forms/training/
研修者受入の募集案件一覧http://www.keieiken.co.jp/inaka/region/

 


2014/5/30 更新

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