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〈岩手県〉広がる「たかたのゆめ」陸前高田、5倍の水田に

東日本大震災で大きな被害に遭った岩手県陸前高田市で18日、新しいブランド米「たかたのゆめ」の田植え式が行われた。この品種は日本たばこ産業(JT)が復興支援として提供。今年は津波で浸水した水田の復旧が進み、作付面積は昨年の5倍超に広がる。

戸羽太市長やコメの流通関係者らが約15アールの水田に苗を植えた。この水田を管理する金野千尋さん(63)は「津波で農地がずいぶんとやられて失意のどん底だったが、希望に変わってきた。もちもちしておいしいお米なので、ぜひ食べてください」と話した。

震災後に権利を譲り受けた陸前高田市が普及を目指している。平成24年に試験的に育てられ、25年は12農家が計約10・5ヘクタールに作付け。50トンの収穫を見込んだが、被災した水田で入れ替えた土がなじまず、約34トンにとどまった。今年は新たに復旧した地区を含む23農家が参加し、約58ヘクタールで収穫量150トンを目標としている。(産経ニュースより)


2014/5/19 更新

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