林業を題材にした映画「ＷＯＯＤ ＪＯＢ！（ウッジョブ）～神去（かむさり）なあなあ日常」の公開に合わせ、林業について紹介するパネル展が10日、山形市のムービーオンやまがたで始まった。
10月に本県で開かれる全国育樹祭に向けて森林への関心を高めようと、山林を生かしたなりわいづくりを提唱する「山業ビジネス＆プロジェクト」（大江町、庄司樹代表）と、県林業振興課が企画。パネルは、東北芸術工科大の学生と共同で作成し、枝打ちや伐採、運搬といった業務内容や、林業に関わる仕事人の話などがまとめられている。
ムービーオンやまがたで約1カ月間展示し、山形市のソラリス、フォーラム東根、イオンシネマ天童、同米沢の4カ所でも巡回展示する。
ムービーオンやまがたではこの日、間伐材や映画に登場するチェーンソーを使った記念撮影所、木々から抽出したアロマオイルの香りを楽しむコーナーが設けられ、多くの親子連れでにぎわった。庄司代表は「映画をきっかけに林業とは何かを知ってもらい、関心を持つ若者が少しでも増えたらうれしい」と話した。（山形新聞より）
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2014/5/12 更新
