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〈滋賀県〉幻の「ラジオ体操第3」復活

ラジオ体操第3は1946(昭和21)年から1年半だけNHKで放送された。
両腕を大きく回しながら屈伸したり、両脚を開閉しながらリズム良く跳びはねたり、ダイナミックな動きが3分15秒続く。放送当時は音声で複雑な動きを伝えるのが難しく、戦後の食糧不足による不安定な世相もあり、普及せずに短期間で終わった。

ゆえに幻のラジオ体操とされる「ラジオ体操第3」。
それを活用した市民の健康づくりに、滋賀県東近江市と龍谷大が取り組んでいる。昨夏、「幻とされる体操を 健康推進やうつ病予防に生かせないか」と、龍谷大の安西将也教授(公衆衛生学)と井上辰樹教授(運動生理学)が、当時の音源や約35年前の記念誌を調べて再現した。安西教授は「一度では覚えきれず、かといって難しすぎない。ほどよい強度の運動」と特徴を説明する。

市はラジオ体操第3の取り組みをホームページ(HP)に掲載。HPを見た福島県郡山市から問い合わせが来るなど、広がりを見せている。龍谷大も今後、多賀町で教室を開催する予定という。
東近江市保険年金課で、体操を収録したDVDを1枚500円で販売したところ、即日売り切れてしまったそうだ。

とあるテレビ番組で再現された、昭和21年から1年半だけ放送された「ラジオ体操第三」の模様があったので載せてみました。

 そもそも「ラジオ体操」って

多くの方が知っている「ラジオ体操」。「ラジオ体操」と聞くと学校の体育の授業や、夏休みを思い出す方も多いのでは?ラジオ体操は約80年の歴史をもつ「ラジオ体操」ですが、案外知らないことが多いですね。

・当初の名前は「国民保健体操」
かんぽ生命のの起源である逓信省簡易保険局が、1928年(昭和3年)に「国民保健体操」として制定。

・最初の「ラジオ体操」放送
東京中央郵便局から、「国民保健体操」の名称で、ラジオ体操の初めての放送が行なわれる。
以来NHKのラジオ放送により広 く普及し、昭和7年にラジオ体操第二、昭和14年にラジオ体操第三が制定され、昭和21年にはそれまでのラジオ体操を中止し、新たなラジオ体操(第一から第三)が制定されたそう。その後、昭和26年に現行のラジオ体操第一が、また昭和27年に現行のラジオ体操第二の放送が始まり、現在に至っている。こちらにかなり詳しく面白く紹介されているので是非一読を!ラジオ体操第3

 

 


2014/4/10 更新

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