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〈徳島県〉阿南に行こうと言われたい 野球でまちおこし

野球でまちおこし-。徳島県阿南市がアマチュア野球での地域活性化に取り組んでいる。整った設備が使えることなどから、県外から訪れるチームが増加しており、担当者は「野球をするなら阿南に行こうと言われるようになりたい」と意気込んでいる。
平成19年、市内に完成した「JAアグリあなんスタジアム」。両翼100メートル、中堅122メートルの球場で、電光掲示板付きの設備に青々とした天然芝が広がる。
スタジアムのオープンを機に市は、以前から野球が盛んな地を全国にアピールしようと、「野球のまち推進課」を設置し、生涯スポーツとして人気が広がるシニア世代を狙ってPRを展開。県外チームの誘致に乗り出した。
名前を呼ぶウグイス嬢の声に、スコアボードの表示…。本格的な雰囲気に、人気はすぐに火が付いた。20年度に延べ450人だった野球関連の宿泊者数は22年度以降、毎年2千人を超え、25年度は3371人(うち県外は1675人)に達した。
試合と観光を同時に楽しめるツアーも企画するなどの工夫も凝らしている。中でも地元チームとの対戦と、阿波おどりを体験できる「野球観光ツアー」は好評で、25年度は近畿や関東地方などから20チーム(計246人)が参加した。全国の自治体の視察も相次いでいるほか、大学、高校野球の合宿も受け入れ、全国から野球好きが集まっている。
野球のまち推進課は「来年7月には屋根付き練習場が完成する。今後も施設をどんどん充実させ、阿南を草野球の聖地と呼ばれるようにしたい」と話している。(産経ニュースより)

野球のまち阿南 公式ホームページはこちら

徳島県 阿南市 JAアグリあなんスタジアム


2014/3/31 更新

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