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〈香川県〉18人が丸亀うちわマイスターに

香川県うちわ協同組合連合会(山下清会長)は、国の伝統的工芸品に指定されている丸亀うちわ(竹うちわ)の全製作工程の技術・技法を身に付けた18人を初の「丸亀うちわニュー・マイスター」に認定し、丸亀市港町のうちわの港ミュージアムで25日、認定証などの授与式を行った。

同マイスターは、骨加工や張り加工などを完全分業制で行っている従来の職人と違い、同連合会の「丸亀うちわ技術・技法講座」で全ての技術を習得した修了生を認定する新たな資格制度で、講座受講後、3年以上の実務経験がある修了生が対象。優れた技術を保有する修了生の社会的評価を高め、技能・技術の継承発展と人材の育成確保に役立てようと、同連合会が本年度から認定・登録を始めた。

授与式には認定第1号の18人のうち13人が出席。山下会長は「皆さんはこれまでの職人像とは違う新たな技能集団。今後も研さんに励み、いずれは伝統工芸士を目指してほしい」と激励し、一人一人に認定証やバッジなどを手渡した。講座7期生でマイスターに認定された同市飯野町の長谷川秋義さん(63)は「身が引き締まる思い。マイスターの名に負けないよう、もっともっとうちわ作りに打ち込みたい」と話した。

同講座は1998年度にスタート。本年度までの修了生は195人。

丸亀うちわのことが詳しくわかるHPはこちら


2014/3/28 更新

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