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〈report@2013/2/24〉郷土料理を食べながら「地元を想う」ワークショップ

こんにちは、山形県で地元発掘隊をしている池田です。
2月24日(月)に第2回地元びいきワークショップを開催しました。地元にUターンをした私がモデレーターとなり、「いつか地元に帰りたい。地域の仕事を始めてみたい」などぼんやり考えている方々を迎えて、ざっくばらんに意見交換を行いました。
それに加え、東北の郷土料理「芋煮」と、美味しいお米のおにぎりを振る舞いながら語らう形式に挑戦!芋煮は、自分の地元にとって誇るべきソウルフードです。地元の湧水をペットボトルに詰めて、地元でとれたお米とお婆ちゃんが作るおしんこを持って山形から上京。

「材料なんて、近くのスーパーで買えばいいじゃん」
そう思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、おもてなしは「こころ」です!(ドヤッ)
「山形から持って来ました」という「こころ」が大事かな、と。このような機会を通じて、「自分の地元を知ってもらいたい」といつも思います。
今回は、10名の方から参加していただき「地元を想うようになったきっかけは?」というテーマで自由に語り合いました。まずは、「自分の地元を自己紹介」。参加の方々に出身県の地図を渡して、自由に自分の地域を書いてもらう・・・ですが、意外と書けないものですね。。。あらためて、他県の人にPRする上でも地元を知ろうと思いました。

山形の地図

地元「山形県」の地図。不備・誤りは、申し訳ありません・・・(汗ッ

芋煮も丁度良く温まったので、おにぎりとおしんこと一緒に振る舞いながらスタート。
「美味しー」「あたたまる」「ヤマガタって牛で醤油じゃないんですか?」
牛を期待していた方はごめんなさい。今回は、山形でも庄内地方の芋煮を振る舞わせていただいたので、「豚で味噌」になりました。参加者の方から、嬉しい感想を沢山聞かせていただきました。食べながら、「同じ釜の飯を食う」雰囲気で語り合うのも、とても和んで良いですね。

北海道、東京、山形、福島、大阪、千葉・・・。今回の「地元びいき」ワークショップに足を運んでくれた方々から、それぞれが抱く「地元への溢れる想い」を聞くことができました。自慢に想うコト、最近になって気になり始めたコト、地元に戻ることを決意する上でどうしてもひっかかる点、などなど。
こうやって自分の心にある想いや、家族や周りの意見に耳を傾けるには、忙しない日常の中で少し立ち止まって「地元と向き合う」時間を作ることからだと思います。そんな立ち止まるきっかけや、会話を交わすバショづくりを「地元愛を語るワークショップ」として、これからも回を重ねていきたいと思っています。
多くの方々が気軽に遊びに来て、地元自慢、あるある、悩み、などなど色んな話が飛び交うバショづくりをしていきます!次回は、どんな地元料理で「お・も・て・な・し」しようかな。

池田俊光(地元びいき 地元発掘隊) 地元:山形県

何とか2回目を迎えた「地元愛を語るワークショップ」。今回も多くの初めましての方々と話を交わせて楽しかったです。ありがとうございました!
山形隊長に水とレシピを渡され、山形のソウルフード「芋煮」を作るよう命じられたので、私の愛をグツグツ煮込みました(笑)。皆さん、美味しかったでしょうか?腹壊してないですか?(笑)
セミナーや講演会など地域活動に関する情報を収集する機会が多くなってくる中、行動を起こすべく当の自身の気持ちを素直に吐き出せるバショがないのでは?と想い、そのバショづくりを目的に開催しているのがこのワークショップです。会社という器から離れ、都心を離れ、今までの生活を変えて暮らしていくということは、「起業」だと私は想っています。まずは気持ちを解放しに来てください!

和田富士子(地元びいき) 地元:東京都品川区

今回のワークショップに参加していただいた方々から感想をいただきました。ありがとうございます!
皆さんこれからもよろしくお願いします!(記載順不同)

☆木村康弘さん 地元:山形県
震災から3年が経ち、思えばあの頃から「東京で仕事をする理由」について深く考えるようになりました。そのような中で、「地元びいき」のサイトにたどり着き、私の考える道筋のスタート地点に立てたような気がしました。「地元びいき」のワークショップに参加し、同じ考えの方々と交流することで「地元は違うが、それぞれ望郷に思いを馳せることは自然なこと」というような安心と嬉しさを共有できた感じでした。また、その気持ちは私の中で決意へと変化していきました。
このような場所を提供いただいた「地元びいき」には深く感謝すると同時に、またすぐにでも次回ワークショップを開催いただければ、と強く(勝手に)希望します!また皆様にお会いできたら光栄です。

☆achiさん 地元:東京都
「東京で地元について考える。」
この言葉の裏には、なんとなく「東京に魅力が無くなってきて、東京で働くことの意義が薄れてきたなぁ・・・」「東京そのものがそんなに素敵な場所ではなくなってきたなぁ・・・、地元に帰ろうかな」「地元は良かったよなぁ」など、ふとしたときに思う「さみしさ」みたいなものもがあるのかなぁと東京で生まれ、東京で育ったわたしはイメージしていました。ところが、実際集まったみなさんのお話を聞いていると、そんなちょっとした後ろ向きな発想ではありませんでした。
「何か素敵な新しい事を東京じゃなくて、自分が生まれた素晴らしい地元でできるんじゃないか?」「地元を振り返ってみたら、そこにしかない素敵なものがいっぱいあるんだよ!」「みんなに地元を知ってもらうために、自分が出来ることはどんなことかなー?」「みんなはどうやって魅力のある地元作りをしているのかなー?」と、前向きな疑問やお話で力強さを感じました。これからまた回を重ねて行くことで「何か大きな事ができるんじゃないか」と思いました。また、是非参加したいです!

☆H.Sさん 地元:大阪府
極論になってしまうかもしれませんが、東京など都会にいる地方出身の方は、多かれ少なかれ「地元に戻りたい」という気持ちを持っていると思います。ただ、仕事や利便性など実生活のことを考えると、戻ることは簡単ではありません。むしろ不可能だと思います。
現在、人口が東京に集中しすぎています。東京一極集中で地方との格差がますます出てしまうと、日本自体が行き詰ることになります。地方と都市が連携を保って成長したのが今の日本であるから。政府は、Uターン希望者のためにもっと本格的なてこ入れをすべきではないかと感じました。

☆M.Sさん 地元:福島県
今は東京で生活を続けているけど、いつかは地元に帰ってのんびりーと生活をしてみたい。いつかは両親の面倒もみないといけないだろうし、子供もできたから自分が育った場所で子育てをしてみたい。
でも・・・「家族の了解はとれるのだろうか?」「仕事はどーするの?」「本当に生活できるのだろうか?」
「いつかは地元に帰ってみたい」という漠然とした考えと、いまいち踏み切れない現実的な悩みもあり、「他にも自分と同じような事を考えている人はいるのだろうか・・・?」と思い、今回のワークショップに参加しました。
実際参加してみて、「地元のどんなところが好きなのだろう」と改めて考えることが出来ました。「帰りたいと思っているけ、どやっぱり帰れない」という人には、思わず「ですよねー」と共感してしまったり、実際に地元に戻り、そこでリアルに生活をしている人の生の声を聞くことが出来たり。
何よりも「地元に帰りたい」というテーマで人が集まり話をする機会は、普段の生活ではほとんどと言っていいほどないので「地元びいき」のワークショップに参加して、同じ考えをもつ人同士の貴重な出逢いと、それぞれの想いを共有できる貴重なきっかけを得ることが出来ました。
また次回も新しい体験や出逢い、そしてもっと地元を好きになるような“きっかけ”を楽しみにしています!

地元びいきワークショップ


2014/3/13 更新

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