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〈山形県〉「槙島ほうき」園児が収穫後、体験

庄内町の余目第一幼稚園(佐藤裕子園長、78人)の園児たちが、同町槙島地区で受け継がれる「槙島ほうき」の勉強に一年を通じて取り組んでいる。原料のホウキキビを育て、収穫した園児たちは25日、ほうき作りに挑戦。「槙島ほうき手作りの会」(日下部市雄会長)メンバーの手ほどきを受けながら、笑顔で活動した。

園内の畑に苗を植えたのが昨年6月。子どもたちの願いを受けながら育った苗は約3カ月後、高さ2メートルほどに成長、刈り取ったホウキキビの葉を取り除き、束にしてまとめた。その後、手作りの会が乾燥させて穂先から約1メートルの長さに切りそろえ、準備してきた。

この日、日下部会長らメンバー4人が先生役として同幼稚園を訪問。子どもたちに寄り添いながら、穂先に残った種を脱穀したり、茎の部分を木づちでたたいて軟らかくする作業を手伝った。

「50~80年持つほど丈夫なのが、槙島ほうき。かつては黒一色だった(束ねる)糸が、今はカラフルなデザインになっている」と日下部会長。園児たちは「上手にできた。種もうまく取れたよ」と話し、はしゃいでいた。(山形新聞より)

庄内町のHPはこちら


2014/2/28 更新

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