上益城地域を中心に環境活動などをしているNPO法人「みずのとらベル隊」(本部・山都町)は23日、熊本市や上益城郡内の子どもたちや保護者らとともに、甲佐町上早川の里山で竹林の整備作業に取り組んだ。
初めての試みで、呼び掛けに応じた小中学生ら約100人が参加。数十年前はミカン山だったという民有地1ヘクタールに入った。現地は放置されているうちに真竹が密生したといい、男子高校生らが隊員とともに伐採作業。小中学生や女子高生らは運搬や焼却を担当した。
それぞれ慣れない手つきながらも同隊理事長の宮地元さん(58)らの指導を受けながら作業。密生していた現地は見晴らしが改善し、御船高2年の榊沙理奈さん(17)と山田早弥華さん(17)は「竹林の現実なんてこれまで知らなかったので勉強になった。作業自体は普段しないことなので面白かった」と話していた。
その後、一行はモウソウチクで食器や箸を作り、貝汁などに舌鼓を打った。(熊本日日新聞社より)
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2014/2/24 更新