信州の厳しい寒さを生かした保存食の凍り餅作りが最盛期を迎えている。
凍り餅は、薄くのばした餅を和紙で包んで水に三日間浸し、十個ずつ結んで二カ月ほど軒下で干すと、昼夜で凍結や解凍を繰り返して出来上がる。
大町市常盤の農産物直売所「かたくり」では、夜に水に漬けた餅を軒下に干す作業が行われている。三月末までに約六万五千個を作って、道の駅などで販売するという。
作業をしていた近くの主婦曽根原叶子さん(66)は「今年の寒さは厳しいですね。でも、雪が少なく乾いた風が吹いているのは、凍り餅作りには好条件なんです」と話した。(中日新聞)
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2014/1/28 更新