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〈福井県〉池田町の農家に伝わる「ばんこもち」

福井県池田町に古くから伝わる農家の保存食「ばんこもち」作りが、同町土合皿尾のそば打ち体験施設「ふるさとふれあいそば道場」でピークを迎えている。円盤状の餅がずらりとつるされ、雪深い山里の風情を一層醸し出している。
ばんこもちは、丸太の切れ端を「ばんこ」と呼び、形が似ていることからその名が付いたといい、「なべしき」とも呼ばれる。もち米とうるち米にヨモギをたっぷり混ぜてつき、円盤状に形を整える。ある程度固まった後、穴を開けてわらを通し、いろりにつるしてさらに乾燥させる。
完成したもちは石のようにカチカチ。水に浸して軟らかくした後、焼いて食べる。ヨモギの香りと素朴な味わいが楽しめる。23日には、道場職員約10人が手際よく餅をついていき、直径20センチ、厚さ2センチほどに丁寧に形を整えていった。
道場や町内のいけだまちの駅などで販売している。予約をすれば、道場のいろりで焼いて食べることができる。(福井新聞

「ふるさとふれあいそば道場」のHPはこちら

福井県 ばんこもち


2014/1/28 更新

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