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HAGISO代表の宮崎晃吉(建築家)と池田拓馬(美術家)の協働によって生まれた大型のインスタレーションです。
木の幹に見立てた高さ6mの柱の頂点から、1200本の毛糸が放射状に張り巡らされ、同じく頂点に設置された2台のプロジェクターから映像が床に投影されています。
映像は池田拓馬の代表的な作品である「over there」のシリーズによる都市の夜景のコラージュで、床に投影されることではるか上空からの視点をもたらしています。
都市の縮図から、その生命力を養分とするように大樹がそびえ、光と枝葉となってまた降り注ぐという閉じた循環系を形成しています。
谷中の木造アパートを改修したHAGISOという小さな建築物のなかにありながらも、街のスケールにとって不釣り合いなほどに巨大なツリーは、建築や都市の関係を逆さまに入れ替え、アカイツリーとして東京という都市を宙吊りにしているかのようです。(文・「HAGISO」HPより)
詳細は「HAGISO」ホームページまで!
2013/12/28 更新