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〈地場産業シリーズ:新潟県〉地場産アウトレットショップ「ストックバスーズ」

新潟県燕市の地域産業ともいえる金属加工製品メーカーから集めたアウトレット品が、市場の1/3程度の価格でズラリとならんでいるそうだ。そこに目を付けた旅行会社が、寺泊漁港で新鮮な魚を買った観光客を、燕市のストックバスーズに立ち寄らせるツアーを実施しているとのこと。アウトレットという響きが個人的にちょっと興味を抱く。日本に観光に来ている外国人が、さも日本の観光の一つとして100円ショップに行くのと近いようにも感じる。
観光客の人気が「特産品」にあるのであれば、地域産業などにもきっと大きな活路があるはず。眼鏡製造の産地として有名な鯖江には、眼鏡が買える「めがねミュージアム」があるように、例えば、繊維産業が盛んな地域に、洋服のアウトレット店があってもいいだろうし、最近人気のある工場見学なども地域産業と消費者の距離を縮めているように思う。消費者との直接的な接点がないと思われている産業でも、コンテンツ次第では多くの人を引きつけるに違いない。

(わだふじこ)

新潟県燕市ストックバスーズ
鯖江めがねミュージアム


2013/12/19 更新

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