• Facebook
  • Twitter
  • 地元びいきとは
  • 問い合わせ

【地元びいき】10月24日開催の初ワークショップを振り返って

関東地方に台風近づく10月24日(木)。
「地元愛について話しませんか?」ということで、初めてのワークショップのようなものを開いてみました。いかんせん、知名度も皆無な「地元びいき」なだけに、誰か来てくれるものなのだろうか?……スタッフ一同、1名でも足を運んでくれる方がいたら絶対に開催しよう!とドキドキな日々が過ぎゆくなか、ぽつりぽつりと参加者が増え、最終的には愛媛県からのSkype参加も含め7名もの方が集いました。
今回の主旨は「地元のことを話してみよう!」。最初に「地元びいき」が目指す私の想いを聞いてもらい、そこから、参加していただいた方々の「地元」について想いつく角度から語りあった一時間半。話はまったく途切れず、結果、懇親会と称した延長戦へ!あっという間の記念すべき第一回目のワークショップでした。
想いがあっても一人で形にしていくのはやはり難しい……それであれば、地元愛を叫びたい全国の人からの情報を入れる器をまずは作ってみよう!という想いで始まったのが「地元びいき」。ワークショップをやってみて、ヒトとコトが交差しあう器(バショ)づくりは大事だと確信しました。
「地元」という言葉に抱く想いも違えば、すでに地域活動に関わっている方、興味がある方、地域活性には興味はないが地元には帰りたい方、などなど環境も全く異なる人たちの中で話す「地元」はやはり多種多様。
普段から「地元」のことを考えていても、そのことを口に出す、想いを爆発させるバショを持っている人は少ない。だからこそ、想いを発散してみる、人に伝えてみる、そして心に眠っている地元愛を覚醒させるコトを「地元びいき」ではやっていきたいと考えています。その中には、きっと奇想天外なアイデアが眠っているに違いない!と私は密かに思っているのです。

和田富士子(地元びいき隊長) 地元:東京都

今回のワークショップに参加していただいた、「地元びいき」にとって大事なファン一号の方々から感想をいただきました。皆さんこれからもよろしくお願いします!(記載順不同)

☆新居田真美さん(愛媛県伊予市地域おこし協力隊) 地元:愛媛県
東京で10年近く勤めていましたが、最終的には地元・愛媛に帰りたい。
帰るならば、地元に根差したことをしたい――。そんな思いで、今年の9月から、地域おこし協力隊としてUターンし、愛媛県伊予市で働いています。
これまで、いろんな地域に行きました。それぞれ、素晴らしいですが、やっぱり1番に挙げてしまうのが愛媛。
こうもふつふつと愛着がわいてきて、地元ばかり肩入れしてしまうのは、なぜだろう。そんなことを考えていた時に出会ったのが「地元びいき」。これは、できれば参加したい! というわけで、愛媛からSkype参加しました。
Skypeでの会議は初めてでしたが、何やら美味しそうなものを食べていて、和気あいあいな雰囲気。東京が地元になる方、地方出身の方、転勤族だった方、実際に地方で地域おこしの活動をしている方……、様々な立場から、それぞれの地元や「地元びいき」への思いを聞くことができました。
東京の各まちも含めて、地方のことっておもしろい!埋もれてしまうのはもったいない!そのために、地域や都市ができる役割を考え、活動を展開していくことになりそうです。関わり方はいろいろあると思いますが、まずは、我がまち自慢を語るところから、皆さんも始めませんか。

Noto Aburi Project 愛媛県伊予市地域おこし協力隊

新居田さんも関わっている炙り文化を広める「Noto Aburi Project」。地元特産じゃこてん炙りちう!

☆保要佳江さん(芦川ぷらす代表) 地元:山梨県
こうやって日本全国の各地域の方が「地元びいき」を通じて集まって、まとまる機会って素敵だなと思いました。それぞれやりたい事が違っていたり、方法は違っても最後に見ているとことは共通している。
各地域で活動されている方はたくさんいますが、その力がまとまれば、計り知れないものになると感じました。
第一回目は各々思っている事、これからしたいこと、「地元びいき」に期待する事を話して広げ、そこから今後について話をフォーカスしていく中で、一つの地域ともう一つの地域が組み合わさって形を作っていけたら、本当なんでもできそうな気がしました。
芦川ぷらすとしては、何かイベントをしかけていくときの販促の役割・イベントに必要なもの・人とのコラボレーションができれば、山梨県だけではない範囲で活動をより広げていけるのではと思いました。
ここから、まだ見ぬ新しいものが生まれてくる場……第2回も楽しみにしています!芦川ぷらす

☆Sさん(会社員24歳) 地元:東京都
「地元びいき」のサイトを発見してから、どんな活動があるのか、どの地域が取り上げられるのか、を楽しみにちょくちょく訪問していましたが、ワークショップに参加して、何よりうれしいのはそこで掲載されている活動家の方たちに実際にお会いできること。やはり、実際に動いている方の生の声をきくのは、パワーを実際にわけてもらっているみたいで、こちらもやる気が湧いてきます。
また、参加者の方々との会話を通じて、「地元」についての考え方をあらためて思いなおしました。都会でも、田舎でも、地方でも、東京でも、自分が生まれ育ったとか思い馴染みが深い土地が地元であり、ひときわの愛情をもって胸張って紹介できるって、率直に、気持ちがいいことだと思います。
そうした機会が得られたこと、はじめましてな出会いがたくさんありましたが、ここがきっかけとなって訪れてみたい場所が拡がりました。また、いろいろ知りたくなりました。
自己紹介でよくある出身地や住んでいる場所にあたるかもしれない地元ですが、その情報が、じぶんのまちの今を語れるって、理想だな、と思いました。そんなふうに、自分の地元を掘り起こしていきたいです。

☆荒川萌さん(会社員) 地元:千葉県
自分にとって大切な土地が大好きな人たちとの語らいは、あっという間に時間が過ぎてしまうほどとても素敵なひと時でした。
私事となってしまいますが、幼少期、転勤続きの家庭で育った私は、胸をはって「故郷はココ!」 と言える場所がありませんでした。それなりに、育った土地の方言や習慣が身についてはいるものの、、、なんとなくごちゃまぜ。既に築きあげられているコミュニティーに突然入り、翌日から周囲の人と同じように過ごす。その場の空気にうまい具合に合わせ、 気まずくならないように、盛り上げ役に回ってしまう。転居の先々で友達は増えたけれど、私がそのバショへ帰ったとしたら、必ず待っていてくれる人・暖かく受け止めてくれる人はどれだけいるのだろう?「そんなん気にするな」とは言われるものの、安全基地となるような故郷がないことは私にとって、大きなネックとなっていました。
そんな凝り固まった考え方が 、「地元」を様々な角度から捉えている方々と、今回の集いで出会ったことにより、ほぐれていきました。これからも自分の中で『場所』がテーマであり続けることに変わりはないと思います。
しかし、居場所に愛情が芽生えれば、どこでも自分にとって大切なご贔屓にしたい場所になるのだろう。そして故郷ではなくても、「地元」と愛を持って呼べる場所が多い私はラッキー!なのだろうとーー地元はいくつあっても幸せですね。 感動と興奮の時間をありがとうございました。


2013/11/20 更新

カテゴリ

タグ

新着記事